
11日(日本時間12日)、ミニッツメイド・パークにて行われたアストロズ対
エンゼルスの一戦はエンゼルスが4対2で勝利した。エンゼルスは連敗を2でス
トップさせた。この試合、エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・指名打者」で先
発出場し、3戦連続となる安打を放つなど、チームの勝利に貢献した。
大谷の打撃内容
大谷は初回、無死一塁の場面でアストロズの先発右腕・ガルシアとの対戦となっ
た。そして、カウント1-1からの直球を叩いて、初速106.9マイル(約1
72キロ)を計測する痛烈な右前打を放った。これが3試合連続の安打となり無
死一、二塁の好機を演出すると、その後、5番・レンヒフォの二ゴロの間に2点
目のホームを踏んだ。続いての第2打席は2回表二死二塁の場面ではニゴロ、一
死無走者だった4回表の第3打席は右飛に倒れた。さらに、エンゼルスの3点リ
ードで迎えた6回表の第4打席は二死一、三塁の好機で一ゴロに打ち取られた。
最終9回表、先頭で迎えた第5打席は四球で出塁し、この日は4打数1安打1四
球1得点で打率は.258となった。結局、期待された前日に続くアーチは出ず
じまいで本塁打数は44のまま。この日、ブルージェイズのゲレロJr.が43号ソ
ロを放っており、再び1本差にまで迫られた。試合はエンゼルスが初回、4番・
ウォルシュの適時二塁打などで2点を先制した。3回表は5番・レンヒフォが4
号2ランを右翼席へ運び4対0とリードを広げた。投げては先発左腕のスアレス
が、強力アストロズ打線を相手に6回途中3安打1失点の好投を見せた。その後
の救援陣もアストロズの反撃を1点に抑え、スアレスは今季7勝目(7敗)を挙
げた。この日のブルージェイズのゲレロがオリオールズとのダブルヘッダーの第
1試合で43号を放って、再び大谷との差を1本差と迫ってきているだけに、2
試合連続の45号をたたき込みたいところであったが明日以降へと持ち越しとな
った。「2桁勝利&2桁本塁打」も持ち越しとなっており、こちらに関しては次
回以降の登板がいつになるのか大変気をもむところではあるが、エンゼルス・マ
ドン監督からはこれに関する情報はまだ聞かれてはいない。どちらにせよ、残り
少なくなってきた今シーズンの大谷の活躍からますます目が離せなくなってき
た。