17日(日本時間18日)、アナハイムにて行われたエンゼルス対アスレチック
スの一戦は5対4でアスレチックスが勝利した。 この試合でエンゼルスの大谷翔
平投手が「3番・指名打者」で先発出場した。そして、いきなり初回の第1打席
で右前打を放ったもののこの日はこの1本に終わり、4打数1安打で打率.25
6となった。これで6試合連続アーチなしとなって、両リーグ最多の46本のブ
ルージェイズ・ゲレーロJr.とは2本差となった。
大谷の打席
強烈な一打がライト方向へ炸裂した。初回1死一塁の場面、アスレチックスの先
発左腕アービンの低めスライダーに食らいつき右前へ打ち返し、一、三塁にチャ
ンスを広げた。しかし、ここでは後続が倒れ得点にはつながらなかった。そし
て、その後はそのバットから快音が響くことはなかった。続く2回裏1死一塁で
は三飛に倒れ、5回裏先頭では左飛、7回裏2死では左腕ディークマンに見逃し
三振を喫した。10日(日本時間11日)のヒューストンでの対アストロズ戦で
44号を放ってから6試合足踏み状態となっており、この日両リーグ最多の46
号を放ったゲレーロJr.との差は2本に開いた。実は予定ではこの日が先発登板の
はずだった。しかし、15日(日本時間16日)の試合前練習で行ったキャッチ
ボールで右腕に張りを感じたため、この日の先発登板を回避していた。ただ、こ
の日の試合前にブルペン入り。スライダー、スプリットを交えて計32球を投
げ、順調な回復ぶりを見せていた。
次回登板が決定
次回登板は19日(日本時間20日)の本拠地アナハイムでの対アスレチックス
戦に決まった。今シーズンはこれまで21試合に登板し、9勝2敗で防御率は
3.36の成績となっている。勝てば両リーグでは1918年のベーブ・ルース
以来103年ぶりとなる「2桁勝利&2桁本塁打」の偉業を達成することとな
る。ファンとしてはこの日が待ち遠しい限りである。