23日(日本時間24日)、アナハイムで行われたエンゼルス対ジャイアンツの一
戦は9対3でジャイアンツが勝利した。この試合にエンゼルスの大谷翔平投手が
「2番・投手」で投打同時出場した。そして、6回105球を投げ6安打1失
点、9奪三振で降板となったが勝敗はつかなかった。この日の球速の最速は15
9キロで防御率は2.58となった。打つ方では3打数無安打で打率は.26
5。試合は延長13回までもつれ込み、エンゼルスは13回表にジャイアンツに
7点を勝ち越されて敗れ借金2となった。
大谷はメジャー自己最多となるシーズン11度目の先発登板で、投打当時出場は
8度目となった。初回は1死から安打と四球で一、二塁としたが、後続を抑え無
失点で切り抜けた。2回、3回、4回ともに走者は出すものの得点は許さなかっ
たが、5回表1死からジャイアンツのヤストレムスキーに右越えの10号ソロを
被弾した。さらに1死一、二塁のピンチを背負ったが、ここは連続三振で切り抜
けた。その裏、味方打線が同点に追いついて迎えた直後の6回を三者凡退に抑え
たところで降板となったが、メジャー1年目の2018年に記録した自身最多勝
利数に並ぶ4勝目はお預けとなった。打っては初回1死からの第1打席は一ゴ
ロ、続いて3回裏1死の第2打席と5回裏2死の第3打席はいずれも空振り三振
に打ち取られた。この前日の22日(日本時間23日)の同カードでは「2番・
DH」で打者として先発出場し、3連続三振を喫するなど3打数無安打1四球に
終わっていた。この日の試合前までの通算成績は、投手では10試合で3勝1
敗、防御率2.70、打者では68試合で242打数65安打54打点、23本
塁打、10盗塁で打率.269の成績となっていた。