19日(日本時間20日)、チェース・フィールドで行われたダイヤモンドバッ
クス対ドジャースの一戦は、9対3でドジャースが快勝した。
前日の試合で球団史上ワーストとなる15連敗を喫したダイヤモンドバックス
は、ドジャース先発のウォーカー・ビューラーの前に7回までノーヒットに抑え
込まれる。8回裏先頭のデービッド・ペラルタが初安打を放ち、そこから3点を
返して意地を見せたが、結局このまま3対9で大敗して球団記録をさらに更新す
る16連敗となった。また、ダイヤモンドバックス正捕手のカーソン・ケリーが
2回裏に死球を受けて右手首を骨折となり、負のスパイラルが止まらなくなって
きている。
ダイヤモンドバックス先発の新人マット・ピーコックは、初回にドジャースのウ
ィル・スミスの8号2ランで先制を許し、2回表にはギャビン・ラックスにタイ
ムリーを浴びたが、5回7安打3失点の力投を見せた。ところが、後を引き継い
だ2番手投手ケビン・ギンケルが6回表に3つの四球で二死満塁のピンチを招く
と、ジャスティン・ターナーに走者一掃のタイムリー二塁打を浴びて3失点を喫
する。続く3番手投手ジェイク・ファリアも7回表にムーキー・ベッツの犠飛で
1点を追加され、8回表にはクリス・テイラーの10号2ランで2点を失い、リ
ードを9点に広げられた。8回裏にペラルタとニック・アーメッドのヒットで一
死1、2塁のチャンスを作ってここでドジャース先発ビューラーを降板に追い込
み、2番手ミッチ・ホワイトからティム・ロカストロのタイムリーとケテル・マ
ーテイのタイムリー二塁打で3点を返したが、反撃もここまでとなった。明日か
らは今季ここまで出塁率.385、OPS.845をマークしていた正捕手ケリー
を欠いた状態での戦いを強いられることになり、さらなる苦戦が予想される事態
に陥ってしまった 。