
「クロネコヤマトの宅急便」で長年親しまれてきたヤマト運輸のクロネコマーク
のデザインが今年の4月1日より新しいデザインに生まれ変わることとなった。
このクロネコマークは親ネコが子ネコを「大切に」運ぶことをモチーフとしたデ
ザインで、1957年に生まれて以来、「安心」かつ「丁寧」に荷物を運ぶとい
うシンボルマークとして親しまれてきた。
64年間もの長きにわたって使用されてきたクロネコマークは、誕生以来初のデ
ザイン変更となる。

どこが変わったのかお分かりになるだろうか。
(ちなみに筆者は、思わず「何も変わってないのでは」とツッコミをいれてしま
ったが)
そもそもクロネコマークというものは、背景を黄色の楕円として親ネコが子ネコ
を運んでいるといったデザイン。新デザインは旧デザインを引き継ぎつつも、楕
円の黒い輪郭がなくなったものとなっている。
さらに、親ネコのしっぽや子ネコともども耳の形が変わっており、親ネコと子ネ
コの脚も前足、後ろ足ともにまとまっていたりするなどが違っている。
ヤマトホルディングスによれば、今まで積み上げてきたサービスをさらに進化さ
せていくといった想いを新クロネコマークに込め、より未来志向のデザインに磨
き上げたということである。