25日(日本時間26日)、シカゴで行われたマリナーズ対ホワイトソックスの
一戦は9対3でマリナーズが勝利した。この試合でマリナーズの菊池雄星投手は
先発し5回2/3を1失点と好投した。チームは終盤追加点を重ねて9対3で勝
利し、菊池は自身4連勝となる今季5勝目を挙げた。直球の最速は97.2マイ
ル(約156.4キロ)を記録し、被安打2本、6奪三振4四球で防御率3.3
4となった。
初回を3者凡退の絶好の立ち上がりを見せた。2点の援護をもらった続く2回裏
1死、ホワイトソックスのグランダルにカットボールを捉えられ左越えソロ本塁
打を許したものの、その後もホワイトソックス打線を寄せ付けず、3回裏、4回
裏も3人ずつで片付けた。5回裏は先頭のグランダルを四球で歩かせ、ボーンの
遊ゴロで二進と初めて得点圏の走者を背負ったが、続くガルシアをスライダーで
空振り三振、コリンズを96.6マイル(約155.4キロ)の直球で見逃し三
振に仕留めた。ただ、6回に入ると変化球の制球を乱した。無死一塁からアンダ
ーソンを一ゴロ併殺に打ち取った際にはベースカバーに向かおうとして転倒した
ものの、審判の問いかけに照れ笑いを見せる余裕もあったが2死からの連続四球
でピンチを招きここで降板した。2番手で登板したのは元楽天のシャギワ。アブ
レイユを右飛に打ち取り火消しを果たした。この試合、菊池は12日のインディ
アンス戦から2試合連続でクオリティスタートを決めていたが、途切れることに
なったが勝利投手となり、今季5勝目を挙げた。