大阪から野球界その他さまざまな世界に一言もの申す

数十年来の野球ファンが大阪から日本の野球界その他いろいろな世界についてもの申すメディア

野球界のこと

プロ野球2021延長なし9回打ち切り勝利の方程式が絶対か?

投稿日:2021年4月3日 更新日:


今季のプロ野球は、新型コロナウイルスの感染拡大予防に基づく営業時間短縮要

請に対応するため、異例ともいえる延長戦無しの9回打ち切りの特別ルールで行

われることになった。

プロ野球2021延長なし9回打ち切りで野球の何がどう変わる?」でも考え

てみたが、もう少し具体的な観点から考えてみたい。

まず、延長戦にもつれこんだらどうするのか?、というようなことを考えなくて

よくなる効果は大きい。つまり投手を温存する必要がなくなるわけで、出し惜し

みすることなく早め早めに継投につないでいくことができる。もちろんその時の

チーム事情、あるいはベンチ内選手の戦力によって変わってくるのであるが、同

点でも試合後半になるとそのチームでのいわゆる「勝利の方程式」をつぎ込んで

いくといったことができるようになる。昨季のように、たとえ1イニングとはい

え延長があれば同点の状況では早い回から勝利の方程式は使いづらかったはず

だ。やはり、1点でもいいから勝ち越した状況の中でないと勝ちパターンの投手

はどうしても出し惜しみしがちだ。特に、7回、8回、そして9回に大きな信頼

を寄せることができる投手を擁するチーム(阪神タイガースで言えば優勝した2

005年のJFKのような)が有利になってくる。

そう、延長戦を考えつつ試合の展開によって「1人投手を後ろに残しておこう」

「いや、やっぱり2人は必要か」というような配慮はいらなくなる。勝利の方程

式が固まっているチームは、7回、8回、9回にそれぞれ1人ずつの投手をつぎ

込んでいく野球が可能になる。

 

また、攻撃の方からみると代打を出すにしてもいわゆる「切り札」的な存在の打

者の使いどころは難しく、どうしても試合後半まで温存しがちであるが、これも

早い回からどんどん使われていくことが多くなってくると考えられるのだ。


セ・リーグとパ・リーグの違いは?

特にセ・リーグにその傾向が顕著なはずだ。

パ・リーグは投手が打席に立つことがないので、代打を出す場面というものはど

のチームをみてもだいたい同じようなものとなっている。しかし、セ・リーグは

そうはいかない。

継投のタイミングが難しいセ・リーグの方が9回打ち切りの影響は大きい。首脳

陣の投手交代の稚拙さ、タイミングの見誤りで場面はいくらでもある。

 

これだけのことを踏まえてみても、今季のペナントレースは大きく様変わりする

ことが容易に予想できるのだ。


スポンサードリンク

スポンサードリンク

-野球界のこと

執筆者:

関連記事

巨人ウィーラー規定打席到達セリーグ打率トップ首位追撃のカギを握る

22日、金沢で行われた巨人対DeNAの一戦は6対1で巨人が勝利した。この試 合で巨人のゼラス・ウィーラー選手が4打席に立ち、チームの規定打席に到達と なった。そしていきなり3割3分7厘でセ・リーグの打 …

ダルビッシュMLB史上最速1500奪三振ランディ・ジョンソンを抜く

21日(日本時間22日)、サンディエゴで行われたパドレス対ドジャースの一 戦は6対2でパドレスが勝利した。この試合でパドレスのダルビッシュ有投手が 先発登板して6回を投げて2安打1失点11奪三振の好投 …

大谷翔平10試合ぶり45号、本塁打争いのライバルはどうだった?

21日(日本時間22日)、アナハイムにて行われたエンゼルス対アストロズの 一戦は、10対5でアストロズが勝利した。この試合で、エンゼルスの大谷翔平 投手が、10試合・46打席ぶりの本塁打となる45号ソ …

大谷翔平についてエンゼルスは 今季メジャー最低の評価その理由とは

メジャーリーグが開幕してもうすぐ2か月となる。新型コロナウィルスの感染拡 大の影響もあって試合消化にチーム差はあるが、おおむね4分の1が終了し、今 季の勢力図が見えてきた。この時点で、アメリカメディア …

プロ野球2021年セリーグ優勝巨人の可能性は原監督の采配は

2021年のプロ野球が3月26日に開幕した。 昨季は6月にまで開幕がずれ込んだ上に、予定されていたスケジールをすべてこ なすことができなかったシーズンとなってしまったが、それだけに今季はいやが うえに …