25日(日本時間26日)、エンゼルスの大谷翔平投手が本拠地アナハイムでの
対レンジャーズ戦に「2番・DH」で先発出場した。そして、第3打席にリーグ
トップに1本差に迫る右翼スタンドへの15号3ランを放った。エンゼルスは1
1対5で勝ち2連勝とした。
4回裏2死一、三塁からの第3打席、2ボール2ストライクからレンジャーズの
リリーフ右腕デガースの内角144キロを捉えた打球はライナーで右翼スタンド
に飛び込んだ。飛距離は380フィート(約115.8メートル)、打球速度は
本塁打の中では自己最速となる117マイル(約188.3キロ)を記録した。
打球角度は24度の低い弾道ライナーとなった。18日(日本時間19日)のイ
ンディアンス戦の初回に中堅への14号ソロを放って以来6試合ぶりの一発で、
本塁打争いでリーグトップの16本のブルージェイズ・ゲレロに1本差に迫り、
2位のブレーブス・アクーニャの15本に並んだ。
レンジャーズ先発左腕ヤンと対戦した初回無死からの第1打席は四球、3回裏1
死からの第2打席は空振り三振だった。そして、6回裏1死からの第4打席は右
腕エバンスと対戦し四球、8回1死一、三塁からは左腕マーティンと対戦し空振
り三振だった。この日の試合前にはブルペンで変化球を交えて22球の投球練習
も行った。次戦の先発は27日(日本時間28日)の敵地でのアスレッチックス戦
の予定になっている。今シーズンここまでの通算打撃成績は44試合で168打
数44安打35打点、14本塁打、6盗塁で打率.268となっている。