25日(日本時間26日)、アメリカ大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、
対レンジャーズ戦に「2番・DH」で先発出場した。そして第3打席で右翼ポー
ル際へ今シーズン15号となる3ランを放った。弾丸ライナーの打球速度は、自
己最速となる117マイル(約188キロ)だった。リーグトップに1本差と迫
った大谷に対しては、エンゼルスの同僚から、「我々人間にとっては基本的には
不可能なこと」と称賛の声があがっている。なお、試合はエンゼルスが11対5
で勝利した。
これには同僚のメジャーリーガーも衝撃を受ける一発となった。4回裏2死一、
三塁の第3打席で、大谷はレンジャーズ2番手投手のブレット・デガスが投じた
内角への89マイル(約143キロ)を強振した。放たれた弾丸ライナーは、あ
っという間に右翼ポール際へ着弾した。これはリーグ最多に1本差と迫る15号
3ランとなった。
この一撃にはMLB公式ツイッターが動画を公開するなど注目を集めているのであ
るが、エンゼルスの同僚のジャレッド・ウォルシュ内野手も称賛の声を上げてい
る。MLB公式サイトのエンゼルス番のレット・ボリンジャー記者がツイッターで
伝えたところによると、ウォルシュは188キロの弾丸ライナーでの本塁打につ
いて次のように語った。「我々人間にとっては基本的には不可能なことだと思う
が、ショウヘイは彼自身のルールに従ってプレーしている。現時点では何も驚か
ない。毎日のように新たなことが起きているからね。」
ウォルシュ自身もこの試合で11号2ランを放つなど、今シーズンはここまでで
打率.321と好成績を残している。大谷については規格外の存在だと認めてい
るようだ。大谷はこの日は3打数1安打3打点2四球の成績でエンゼルスの勝利
に貢献した。