18日(日本時間19日)、エンゼルスの大谷翔平投手は本拠地アナハイムで行
われた対タイガース戦に「2番・DH」で先発出場し、20号、21号の2年ぶ
りとなる1試合2本塁打を放ち、チームの11対3の快勝劇に貢献した。
MLB公式サイトは、「大谷はホームランダービーの準備ができているようだ」と
の見出しを取り、この第20号と第21号本塁打のことを伝えた。「日本出身選
手として初めてこのイベントに出場する大谷は、今季20号に到達した3人目の
選手となった。彼の1試合複数本塁打は今季初でキャリア4度目。この試合は。
大谷の個人的なホームランダービーとなり、健康である今季は、彼自身も、こう
いった試合を期待している。」と大谷を称賛した。そして、エンゼルスのジョ
ー・マドン監督の「彼の最初の一打はグラウンドから15フィート(約4.6メ
ートル)くらいの高さだった。2本目は素晴らしい場所に飛んだ。彼が左中間へ
あのように打球を放っているときは、しっかりとボールを叩き切って打っている
ということだ。それを見られるのは素晴らしいこと。」というコメントを紹介し
た。さらに打たれた側のタイガースのAJ・ヒンチ監督の、「彼は引っ張って打つ
ことも反対方向に打つこともできる。とても力強いヒッターだ。テレビで必見の
タイプ(の選手)。観客の熱を感じることができる。彼は自分のすべきことをや
り、とても才能に溢れた選手だ。そして、彼は世界最高レベルで投打両方におい
て並外れたことをやっている。」という称賛コメントも紹介した。続けて、「大
谷がア・リーグの新人王を獲得した2018年の第22号以来、20号に達する
のは2度目。彼は(20本塁打以上を)5度達成している松井秀喜に次いで、シ
ーズン20本塁打を複数回達成した2人目の日本出身選手となった。またエンゼ
ルスでは、マイク・トラウト(2014年、2018年)、トロイ・グロース
(2000年)、ドン・ベイラー(1978年、1979年)に次ぐ、オールス
ターブレーク前に少なくとも20本塁打、10盗塁以上を達成した選手となっ
た」との記録面での快挙を報じた。