
19日(日本時間20日)、アナハイムで行われたエンゼルス対タイガースの一
戦は、エンゼルスが8対3でタイガースを下した。この試合でエンゼルスの大谷
翔平投手は「2番・DH」で先発出場した。そして3回裏に2試合連続、ア・リ
ーグトップに1差と迫る第22号2ランを放ち、4打数1安打2打点で打率は.
272となった。チームはこれで3連勝。貯金を1とした。タイガースは3連敗
となった。
大谷は初回の第1打席は空振り三振に抑えられた。続く3回裏1死三塁の第2打
席では、タイガース先発右腕・ペラルタから2試合連続となる第22号本塁打を
放った。3球目の外寄りの95.3マイル(約153キロ)の直球を左翼へ運ぶ
2ランとした。飛距離は398フィート(約119メートル)、打球速度は10
8マイル(約174キロ)で打球の飛び出し角度は25度の本塁打となった。こ
れで最近5試合で本塁打5発の好調ぶりで、ア・リーグトップで23本塁打のブ
ルージェイズ・ゲレロに1差とし、渡米1年目の2018年に記録した自身最多
本塁打数に並んだ。そして、エンゼルス5点リード で迎えた4回裏2死一、二塁
の第3打席は一ゴロに終わった。さらに、6対3とエンゼルスの3点リードとな
って迎えた6回裏の攻撃で、2死二塁で迎えた第4打席は申告敬遠された。これ
には球場が大ブーイングに包まれた。続いてエンゼルス7対3と4点リードに広
がって迎えた8回裏、1死一、三塁の場面で迎えた第5打席は味方の盗塁と敵失
から1点を加え、なおも二塁に走者が残ったが左飛に倒れた。前日の18日(日
本時間19日)の同カードにも「2番・DH」で出場した大谷は、第3打席で2
試合ぶりとなる20号2ラン、第5打席では両リーグトップに1本差と迫る21
号ソロを放ち、5打数2安打3打点の成績。新型コロナウィルス感染の影響によ
る本拠地の観客動員の制限がなくなった17日(日本時間18日)の同カードは
投手として6回5安打1失点で3勝目を挙げており、驚きの2発となったがこの
日の1発もさらなる驚きの一発となった。