
20日(日本時間21日)、アナハイムにて行われたエンゼルス対タイガースの
一戦は5対3でタイガースが勝利した。この試合でエンゼルスの大谷翔平投手は
「2番・指名打者」で先発出場しシーズン自己最多となる23号2ランを放っ
た。5回裏の第3打席で今季2度目の3試合連発となった。これで本塁打王争い
で両リーグトップに並んだ。この日は4打数1安打2打点で打率.272の成
績。チームは延長10回で敗れ、連勝は3でストップしまた勝率5割に戻った。
2点を追う5回裏1死二塁の場面だった。タイガースの2年目右腕・マイズから
大谷がバックスクリーンへアーチをかけた。これが同点に追いつく23号2ラン
となった。そして何度も雄叫びをあげ、ダイヤモンドを駆け抜けた。3試合連発
は5月16日から18日以来、自身4度目だ。15日(日本時間16日)の敵
地・アスレチックス戦から驚異の6戦6発となった。リーグの本塁打王争いで両
リーグトップを走るブルージェイズ・ゲレーロJr.に一気に並んだ。飛距離414
フィート(約126.2メートル)、打球速度103.5マイル(約166.6
キロ)のアーチだった。これがメジャー通算70号で通算201打点とした。日
本人野手の通算200打点はイチロー(780打点)、松井秀喜(760打
点)、青木宣親(213打点)、松井稼頭央(211打点)、井口資仁(205
打点)に次いで6人目の記録だ。
なお、大谷のその他の打席は初回1死、3回裏無死一、三塁、7回裏2死とも空
振り三振を喫した。2点を追う延長10回裏2死二塁は四球を選んだ。また、次
回の登板は23日(日本時間24日)の本拠地アナハイムでの対ジャイアンツ戦
に決定した。本塁打→本塁打→投手3勝目→2本塁打→本塁打→本塁打と続いて
いる。次回の登板も楽しみだ。