25日(日本時間26日)、セントピーターズバーグで行われたレイズ対エンゼ
ルスの一戦は、レイズが4対3で勝利した。この試合でエンゼルスの大谷翔平投
手は今季2度目となる「1番・DH」でスタメン出場した。そして、初回の第1
打席で先頭打者弾となる24号アーチを放つなど、4打数2安打1打点をマーク
した。チームはレイズに敗れて4連敗となった。
エンゼルス球団によると、メジャーリーグで同一シーズンに先頭打者弾と投手と
して白星をマークしたのは、1891年にジミー・ライアン(カブスの前身、シ
カゴ・ホワイトストッキングス)とキッド・マデン(オリオールズ他)が達成し
て以来130年ぶりの快挙となった。大谷はこの日、初回の第1打席、1ボール
1ストライクからレイズの先発右腕・キトレッジの89.9マイル(約145キ
ロ)のチェンジアップを完璧にとらえて24号アーチを放った。飛距離は453
(約138メートル)、打球速度は116マイル(約187キロ)で打球の飛び
出し角度は27度のアーチだった。大谷の先頭打者弾は2016年の対ソフトバ
ンク戦でのプレーボール弾以来、メジャーでは初となった。目下本塁打王争いを
演じているブルージェイズのゲレロに一時並んだが、そのゲレロは同日のオリオ
ールズ戦で25号アーチを放ち、再び突き放した。今日までのところで、投手と
しては今季11試合に登板し、3勝(1敗)を挙げている。