
12日(日本時間13日)、アナハイムで行われたエンゼルス対ブルージェイズ
の一戦は6対3でエンゼルスが勝利した。この試合ではエンゼルスの大谷翔平投
手が「1番・投手」で先発登板し、今季7勝目を挙げた。6回6奪三振3安打3
四球2失点と好投した。この日のフォーシームの最速は98.7マイル(約15
8.8キロ)を記録し、防御率は2.93となった。打撃では3打数1安打1四
球で打率は.268となった。エンゼルスはこの勝利で連敗を2で止めて勝率を
5割に戻した。
投手大谷は
投手・大谷が躍動、強打のブルージェイズ打線を封じ込めた。5点リードの4回
表1死二塁からヘルナンデスの左前適時打、グリチェックの右中間適時二塁打で
2点を失ったものの、6回で計99球(うちストライク62球)を投げて6奪三
振3四球、3安打2失点にまとめた。5試合連続のクオリティスタートと試合を
作り、6月4日(日本時間5日)の本拠地での対マリナーズ戦から自身6連勝を
飾り、2か月半もの間負けなしとなった。また、本塁打と打点のタイトルを争う
ブルージェイズ・ゲレーロJr.には初回2死から左前打を許したものの、4回表無
死二塁では空振り三振に切って取った。続く6回表1死では四球を与えたもの
の、2打数1安打1四球に抑え込んだ。
打者大谷は
バットでは初回先頭で打球速度112マイル(約180.2キロ)の左中間二塁
打を放ち、さらに2回裏1死二塁では四球を選んで1イニングで4得点の猛攻に
貢献した。この試合の結果、打撃のタイトル争いは38本塁打で大谷が両リーグ
トップのままとなった。また、84打点は現在88打点でトップのゲレーロJr.と
4点差でリーグ4位となっている。