
14日(日本時間15日)、ピッツバーグにて行われたパイレーツ対レッズの一戦は
6対5で パイレーツが勝利した。この試合でパイレーツの筒香嘉智外野手が「4
番・一塁」で先発出場し、初回に先制の右前適時打、5回には中押しとなる左前
適時打を放ってパイレーツを勝利に導いた。
筒香の打席
筒香が2試合ぶりにスタメン入りした。初回、一死一、二塁の好機でレッズの先
発右腕・マイリーと対戦し、2球目の甘く入ったカットボールを右前へと弾き返
した。これが先制打となりなおも一死一、三塁のチャンスが続いたもののマイリ
ーの巧みな牽制に誘い出され、挟殺プレーの末に憤死して追加点の機会を逃した
た。続く3回裏の第2打席は右飛に倒れたが、パイレーツの3点リードとなった
5回裏は再び無死一、二塁の好機でマイリーと3度目の対戦となった。そして、
カウント1-1後のシンカーを逆方向へ弾き返すと、これが三遊間を破る左前適
時打となって追加点を挙げ、さらにレッズ左翼手の三塁送球が逸れる間に一塁走
者もホームに生還して5点目。筒香も二塁へ進み、続くスターリングズの適時二
塁打で6点目となるホームを踏んだ。その後の7回裏の第4打席はレッズ3番手
右腕のセサと対戦し中飛に終わった。結局この日は4打数2安打2打点の活躍で
5試合ぶりとなるマルチ安打を記録した。これで今季の通算打率は.208、パ
イレーツ移籍後の打率は.292となった。試合はパイレーツが6点をリードし
た6回以降に投手陣が失点を重ねるも、ポストシーズン進出へ負けられない戦い
の続くレッズの反撃を凌ぎきって1点差で逃げ切り勝利した。また、この試合で
はベンチスタートとなったレッズ・秋山の出番はなかった。