19日(日本時間20日)、カウフマン・スタジアムで行われたレッドソックス
対ロイヤルズの一戦は、7対1でレッドソックスが快勝した。レッドソックスは
1対1の同点で迎えた5回表に、J・D・マルティネスの14号2ランなどで4点
を奪い勝ち越しに成功。9回表には新人ボビー・ダルベックがダメ押しとなる9
号2ランを放ち、ロイヤルズを突き放した。レッドソックス先発のマーティン・
ペレスは5回3安打1失点の好投で今季5勝目(4敗)をマークした。ロイヤル
ズ先発のブラッド・ケラーは4回まで1失点に抑えていたものの、5回表に崩
れ、5回5安打5失点で今季7敗目(6勝)を喫した。
まず、初回にザンダー・ボガーツのタイムリーで先制したレッドソックスは、同
点の5回表にダルベックが勝ち越しタイムリー三塁打を放つ。ダニー・サンタナ
の内野ゴロの間にダルベックが生還してリードを広げ、さらに一死1塁からマル
ティネスに14号2ランが飛び出した。2018年からレッドソックスに加わっ
たマルティネスにとって、この一発がレッドソックスで放った通算100本目の
アーチとなった。100本塁打以上かつOPS.900以上は球団史上8人目の快
挙となった。
澤村拓一のピッチング内容
レッドソックスの澤村拓一は4点リードの8回裏に3番手投手として登板した。
今日は速球主体のピッチングを展開し、ロイヤルズのカルロス・サンタナを5球
目の速球でセカンドゴロ、サルバドール・ペレスを5球目の速球で空振り三振、
ホルヘ・ソレアーを5球目の速球でショートゴロに打ち取り、1イニングを三者
凡退に抑える好リリーフを見せた。今季の防御率は2.96から2.86へと向
上している。今や勝ちパターンには欠かせない存在となっている。