
JR四国を除くJR5社は、18日新幹線の車内の公衆電話を今年の6月30日で
終了することを発表した。
その理由としては、まずは当然ながら携帯電話の普及による列車内の公衆電話の
利用者が減少したこと。
さらに、通信設備の増強などによってトンネル内を含めてすべての線路上での携
帯電話の利用が可能になったことがあげられる。
ある意味、今も新幹線の列車内に公衆電話が設置されていると聞いて驚かれた
方も多いのではなかろうか。
ほとんどの方は携帯電話やスマートフォンで会話をしており、このご時世にいま
だに公衆電話が残っていたことに驚かれた方も多かろう。
すでに駅構内でも公衆電話は片隅に追いやられた存在となっており、街中では探
しだすのも困難を極める場所も多い。
ただ、新幹線の乗車中にバッテリー切れになり座席に充電用コンセントが無くや
むなく公衆電話のお世話にならざるを得ないといったことも多々あったが、これ
も時代の流れとして受け止めざるを得ない。
また、最近新幹線の車内電光掲示案内に流れるニューステロップなどもなくなっ
てきつつある(車両内通路とデッキとを隔てる自動扉の上部のもの)。
車内で何もすることが無く外の景色を眺めているときなどに、トンネルに入って
しまって外の景色すら眺められなくなったときによくテロップを見ながら暇をつ
ぶしたものである。
車両の中ほどあたりであればこれがよく見えるのであるが、あまり扉に近すぎる
と見えづらく、何としても眺めようとして首を傾けて見ようとして隣の席の方と
目が合ってしまい気まずい思いをしたことも今は昔のこととなってしまいいつつ
ある。
時代の流れ、として片づけるほかあるまい。