
8日、敵地横浜スタジアムで行われた対DeNA戦で阪神タイガースドラフト2位の伊藤将司
投手が開幕から無傷の3勝目を挙げた。球団新人では1984年の池田親興以来
で37年ぶり、左腕に限って言うと1954年の栄屋悦男ら以来で67年ぶりの
快挙となった。なお、試合は阪神が4対1で勝利した。
伊藤は序盤から緩急を使った持ち味の投球を展開した。4回裏先頭のDeNA牧に
左越えソロを浴びたが、8回を投げて6安打1失点と安定したピッチングを見せ
た。伊藤は25歳の誕生日となった登板を白星で飾った。
試合後のお立ち台でのコメント
試合後のお立ち台での伊藤の一問一答は。
序盤にホームラン浴びたが、中盤以降は素晴らしいピッチング だったと問われ、
「そうですね、今日はホームラン1本ですんで良かったです」。今日は25歳の
誕生日で白星となった。 「今日は最高の誕生日ですし、両親も喜んでくれてる
と思います」 。その意識は、 「いや、そんなになかったです」 。横浜高校時代
に慣れ親しんだ横浜スタジアムでプロ初登板となったが。 「高校時代は横浜スタ
ジアムに結構お世話になって、プロでこうやって横浜スタジアムでプレーできた
っていうことは本当にうれしいです」。ルーキーで無傷の3連勝は、阪神で37
年ぶりの快挙となった。 「チームのためにプレー出来てるっていうのは本当にい
いことなので、次回もしっかり投げていきたいと思います」。打撃では、同じル
ーキーの佐藤が2打席連続タイムリーヒット。 「やっぱりテルが打ってくれる
と、自分のピッチングも楽になってくるので、本当にテルには今日は感謝してま
す」 。前回登板時は雨でノーゲームで、調整も難しかったのでは。「前回はノー
ゲームだったので、しっかりこういう横浜スタジアムで調整できたので、次回に
もつなげていきたいと思います」。ルーキーの活躍が光る阪神、次戦に向けて
は。「次もしっかりチームのために投げていくので、ご声援よろしくお願いしま
す」。