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阪神タイガース佐藤輝明3人目の新人本塁打王はあるか?過去は誰が

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       悠然とダイヤモンドを一周する佐藤

28日、メットライフで行われたプロ野球交流戦西武対阪神戦は10対7で阪神

が逆転勝ちを収めた。

 

この試合で、阪神のドラフト1位ルーキー佐藤が衝撃的な3発のアーチをかけ

た。これで今季13本塁打となりセ・リーグトップの巨人・岡本、ヤクルト・村

上に並んだ。新人の1試合3本塁打は1958年の巨人の長嶋茂雄以来、実に6

3年ぶりの快挙である。打棒爆発の背景や、史上3人目の新人本塁打王誕生の可

能性などを探ってみる。


3本塁打の内容は

まず、第一の衝撃は2回表だ。先頭で第1打席に入った佐藤は西武先発の高橋に

カウント1-2と追い込まれ、5球目の外角低めのフォークに体を泳がされた。

しかし、右腕だけでさばいた打球はバックスクリーンに飛び込こむ第11号とな

った。

 

続いては6回表。第3打席ではカウント0-1から、高橋が内角へ投じた144

キロ速球がやや甘くなったところを見逃さず、左中間スタンドへ第12号ソロを

放り込んだ。

 

そして、7対7の同点で迎えた9回表2死一、三塁の場面で巡ってきた第5打

席。最速162キロを誇るギャレットに対して、154キロを計測したストレー

トを一振り。打った瞬間それとわかる決勝13号3ランが、右中間席の中段へと

放たれた。

 

もはや佐藤を新人だと思ってはいけない。相手打線の鍵を握る主軸打者として対

策を徹底しないと抑えることは不可能と言える。そういう意味では、西武バッテ

リーに甘さもあったはずだ。セ・リーグの投手はいまや、佐藤がやや苦手とする

インコースに球を集めている。交流戦の最初のカードでも27日のロッテ戦で8

回にセットアッパーの唐川がインハイにカットボールを集め、空振り三振させた

シーンがあった。一方で、この日の西武は佐藤輝の第1打席で、5球中4球を外

角に配し打たれた。

 

3回表の第2打席では、内角攻めで最後は膝元のスライダーで空振り三振に仕留

めた西武バッテリーだったが、続く第3打席では、インコースへ投げればいいと

いうものではなく少しでも甘くなれば佐藤のスイングの餌食になる。9回の決勝

弾でも西武バッテリーの配球は、1球目は内角低めのスプリットで空振りを奪

う。2球目のスプリットが外角低めに外れた後、3球目はほぼ同じコースのスプ

リットで再び空振りを奪う。そしてカウント1-2と追い込んだ。3球目までス

プリットに全くタイミングが合わず、ストレーと待ちであることが明らかなこの

場面で、追い込まれてからはなおのことあれだけの球速を誇るギャレットに対し

て変化球を待てるわけがない。そこで内角を狙った真っすぐが甘くなり、スタン

ドへ放り込まれた。佐藤にとっては思う壺だったはずだ。ただ、もちろん何と言

っても逃さず本塁打にした佐藤が何より凄い。

過去の新人本塁打王は2人

シーズンはようやく2か月を経過したばかりだが、佐藤が本塁打王を獲得すれば

1958年の巨人の長嶋茂雄、1959年の大洋(現DeNA)の桑田武に続いて

新人では史上3人目の快挙となる。固め打ちができることがわかった以上、可能

性としては十分ある。開幕前から有力候補と見られていた岡本、村上、オーステ

ィンやソトたちと肩を並べることができる存在になった佐藤。それだけでも凄い

ことである。どうやら今季は最後の最後まで、このゴールデンルーキーから目を

離すことができない。


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