
3月14日はホワイトデー。
2月14のバレンタインデーで女性からチョコレート(あるいはお菓子など)を
もらった男性が、今度は逆に男性の方が女性にそのお返しとしてお菓子や
(ホワイト)チョコレートなどを贈る日。
チョコレートをもらった男性が一年で最も頭の痛い日?、である。
(そもそもスイーツの知識が乏しい)
ところが今年はその様相が大きく様変わりしそうな感じである。
そもそも本命チョコを用意するという女性が今年は昨年の半分ほどに減少傾向
であるということ。
「ああ、本命の男性が居ないのか」、とそんなことはない。
本命の男性のいる女性の数が一年で半減するとは考えられない。
もちろん、これは昨今の新型コロナの影響だ。
現在10都府県で発出されている緊急事態宣言は1か月延長となり、
いまだに終息の兆しは見えてこない状況だ。
そんな中、「直接会って」手渡す、というリスクを避けようとする行動は
ごく自然なことだ。
本命チョコだけは「直接」、といった心理が働く中で、その「直接」が
許されない状況下にあるということだ。
本命チョコの減少も理解できるのではないか。
では、本命以外の相手に対してはどうか。
こちらに関しては、半分以上の女性が今年は何もしない、ということだ。
本命に「無理をして」渡さない選択をしているのに
本命以外に「無理をして」渡そうとすることはまずありえない。
この新型コロナの状況の下ではある程度予測できたことではあるのだが、
チョコレート関連の売り上げは大変厳しいものになりそうである。
今年のホワイトデーは頭が痛いことから解放されそう?
男性にとってはうれしいような、さびしいような、
何とも複雑である。