
特例2021プロ野球ヤクルトスワローズ6選手出場登録抹消どの選手
上にもあるように、ヤクルトスワローズはこの4月初めに時点においてはそのチ
ーム内は大変なことになっている。
再構になるが、ヤクルト球団の発表によると、同球団の西田明央捕手が新
型コロナウイルスの陽性になった。
これにより、特例2021の対象選手として西田明央捕手、他にアルバート・ス
アレス投手、山田哲人内野手、内川聖一内野手、西浦直亨内野手、青木宣親外野
手の合計6選手が出場登録を抹消された。
しかし、強い。
それも、その事件が起きてからのほうがずっとずっと強い。
開幕後はどうだった?
2021年のプロ野球が去る3月26日に開幕して、ヤクルトスワローズは本拠
地神宮球場に阪神タイガースを迎え撃った。
そして神宮での3連戦、ご存じのとおり3戦とも返り討ちにあった。
誰もが思ったことだろう。
ああ、やっぱり今年もダメかな、と。
そんな中でのこの事件。
誰もが思った。
今年もダメ。
それだどうだ。
いつの間にやらあの開幕3連敗の阪神タイガースに追いつき追い越せまで登って
きている。
なぜ?
これはやはり上記6選手に代わって1軍登録されたメンバーの頑張りによるもの
と言うほかない。
仮に、上がってきた選手たちがそれほどの数字を残せていないとはいっても、チ
ーム内における相乗効果と言うものは計り知れないものだ。
今回、出場選手登録となった選手たちも出場登録を抹消された選手たちが戻って
くればまた2軍へと戻される確率が高い。
しかし、一度上に上がってきたところなのにやすやすと下に落とされることを良
しとする選手などいない。いや、いないと信じたい。
そのような選手たちは当然のことながら異常に頑張る。
そして、その姿を見ている他の選手たちやチーム内にいい影響を与えることは必
至だ。
これこそが今のヤクルトスワローズの強さの原動力になっている。
今後は?
さらに言えば、今回出場選手登録抹消となった選手の顔ぶれを見るとバリバリの
ヤクルトの主力選手たちばかり。
そして同時に、全員がそうだとは言わないがそれなりにベテラン選手でもある。
今回のこの事件が、世代交代を促す一因になる可能性がある。
今季これからのヤクルトスワローズの戦いぶりのみならず、さらに来期以降のチ
ーム陣容までもが気になる昨今のこの強さと言えるのだ。