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大谷翔平はエンゼルスと契約延長しない?MVPなら契約金はいくら

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3日(日本時間4日)、シアトルにて行われた対マリナーズとのレギュラーシー

ズン最終戦の試合前に今シーズンの総括としての会見をしたエンゼルス・大谷翔

平投手は、「より多く試合に出られたというのは単純に楽しかったですし、それ

だけ試合に貢献できる頻度が高いということは選手としてもやりがいがあると思

うので、すごく楽しい1年だった」と満足そうにシーズンを振り返った。そし

て、今季アメリカの野球ファンを魅了した二刀流の去就に早くも注目が集まって

いる。その活躍ぶりから、シーズン終盤には複数のアメリカメディアが大谷の去

就に注目してきた。今シーズン最終登板となった9月27日の本拠地アナハイム

で行われた対マリナーズ戦の後、低迷するチームに対して大谷は「このままでは

(来シーズンも)勝てない」と臆せずに不満を表明し、エンゼルスへの思いを口

にしながらも「それ以上に勝ちたいって気持ちの方が強いですし、プレーヤーと

してはその方が正しいんじゃないかと思います」とまるで移籍願望とも取れる言

葉を口にした。それだけに、エンゼルスは大谷がFA権を取得する2023年オ

フまでに大谷と長期契約を交わすと予想する記事も少なくなった。この日、大谷

はエンゼルスとの契約延長について聞かれると「この4年間、一番近くで支えて

もらった球団ではあるので、オープンな気持ちで話すと思います」と前向きに話

し、さらに「(今オフは)いろんな補強があると思うんですけど、来年一年、ど

ういう選手とできるのかな、というのも楽しみにしています」とエンゼルスへの

愛着も口にした。今シーズンは1918年のベーブ・ルース以来となる103年

ぶりの「2桁勝利&2桁本塁打」こそ逃したものの、そのベーブ・ルースにも引

けを取らない働きを見せてきた。投手としては23試合、合計130回3分の1

を投げて9勝2敗、防御率3.18。打者としては155試合に出場し537打

数138安打で打率.257、46本塁打、100打点、26盗塁の成績を残し

た。ともに48本で本塁打王を獲得したロイヤルズ・ぺレスとブルージェイズ・

ゲレロの2人とは最後の最後まで熾烈なタイトル争いを繰り広げた。これにより

二刀流としてのチームへの貢献度の高さから、本塁打王を争ったライバル2人を

抑えてア・リーグMVPの最有力候補に挙げられている。リアル二刀流で結果を

残し、有力視されるMVP受賞なら大谷の市場価値が高騰するのは必至の状勢だ

といえるのだ。


契約金額は?

大谷は今年2月に2年総額約8億9000万円でエンゼルスと新たに契約を交わして

いる。ただ、その時とは状況が著しく異なってしまっている。現在の大谷はメジ

ャーリーグどころかアメリカのプロスポーツを代表するスーパースターとなっ

た。戦力としてはもちろん、集客や球団ビジネスの目玉となる大谷については、

資金力が豊富といわれるエンゼルスはFA以前に、早ければ今オフ、遅くとも来

シーズン途中までに大谷サイドに契約延長をオファーして大谷をFA前に囲い込

む可能性は十分にある。過去にMVPを受賞した選手の提示内容を見ると、ドジ

ャース・ベッツが12年総額約390億円、フィリーズ・ハーパーが13年総額

約368億円と300億円を超える金額で合意している。仮に今オフに大谷が契

約延長に合意すれば、年俸4000万ドル(約44億円)の8年総額3億200

00万ドル(約350億円)あたりの規模の条件になるのではないかとみられて

いる。

エンゼルスが保険を掛ける?

ここで気になるのが、来年の7月5日で28歳となる大谷の年齢のことだ。今年

2月に14年総額約360億円の長期契約を結んだパドレス・タティスら20代

前半の選手とは異なり、10年を超える長期契約は望めそうもない。さまざまな

負担が大きくのしかかり故障のリスクも高い二刀流を続けているだけに、エンゼ

ルスは大谷との契約に何らかの制約、行ってみれば「保険」をかけてくるだろ

う。大谷が肩、肘を故障して投げられなくなることを考慮して、エンゼルスとし

ては投手としての年俸は1500万ドル(約16億6000万円)ほどに抑え

て、先発試合数や投球イニング数に応じた出来高払いを盛り込んだ契約を提示し

てくると思われる。たとえば2016年に現ツインズの前田が当時所属したドジ

ャースと交わした出来高契約のように、インセンティブをすべてクリアすれば満

額を手にできるような内容になるだろう。

 

いずれにせよ、エンゼルスとしては何としても大谷の流出だけは避けたいところ

だ。この男のすごさを一番よく理解しているのは何よりエンゼルス球団そのもの

なのだから。


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