
アメリカ・メジャーリーグで現地時間4月2日(日本時間3日)、エンゼルスの
本拠地アナハイムにて行われたエンゼルス対ホワイトソックス戦でエンゼルスの
大谷翔平選手が「2番・指名打者」で先発出場。
そして、9回の第5打席で右中間へ今季第1号となる2ランを放った。これが今
季の大谷選手のシーズン初ヒットでもあった。
相手の投手は今シーズンからホワイトソックスに加入した「メジャー最強」とも
いわれるクローザー、ヘンドリクス投手。
大谷は、外角のフォーシーム、97.3マイル(約157キロ)を強振。右中間
スタンドへ飛び込む2ランとなった。
ただ、この時点でエンゼルスはホワイトソックスにまだ大差をつけられており、
大谷はダイヤモンドを淡々とまわり最後までその顔に笑顔はなかった。
なお、試合はエンゼルスが8対12で敗れた。
チームは敗れたものの、メジャーにおける日本人の歴代ホームラン数で大谷は4
8本目となり城島健司(元マリナーズ)と3位で並ぶことになった。
また、投手では開幕4日目、現地時間4月4日(日本時間5日)の本拠地でのホ
ワイトソックス戦での今季初登板初先発を予定しており、二刀流への準備も着々
と進めていっている段階だ。
なお、日本人選手のメジャーでの通算本塁打数は第1位が松井秀喜で175本、
第2位がイチローの117本となっている。
今後、ホームラン数でも大谷がどこまでその記録を伸ばしていけるのかに注目
だ。